ローソンのお試し引換券、通称ポン活。
同じくコンビニのセブンイレブンでは、ポン活に相当するお試し引換券サービスはないのでしょうか?
今回はそのあたりを、ご紹介したいと思います。
■ セブンイレブンとは?
全国展開をしているコンビニのチェーン店です。
スーパーマーケットのイトーヨーカドーグループのコンビニエンスストアで、コンビニ業界第1位に位置します。
2021年現在、北海道から沖縄まで全国47都道府県に店を構えており、その総数は21000店舗を超えます。
ローソンの店舗数は14000店程度ですから、その数の多さがわかりますね。
■ セブンイレブンには情報端末が無い?
ローソンと言えば、ロッピー。
ファミリーマートと言えば、ファミポート。
ミニストップにもロッピーがあります。
これらは情報端末やマルチメディア端末と呼ばれますが、セブンイレブンにはこれがないのです。
セブンイレブンには、コピー機とATMしかありません。
この内、コピー機が情報端末の役割をしており、そこでチケット発券や各種サービスを行ってます。
■ お試し引換券はあるの?
結論から言うと、ポン活のようなお試し引換券はありません。
「店頭に並んでいる商品を、少ないポイントで引換えられる」
こういったサービスはセブンイレブンでは行われていません。
■ 今後始まる可能性はある?
さて、まずはセブンイレブンという企業の性格をお話しておきましょう。
セブンイレブンは業界のトップです。
コンビニ業界だけでなく、小売業界でもイオンと並ぶ超巨大組織です。
セブンイレブンは、新たなサービスを始める際に、他のコンビニのいいところを真似します。
悪く言えば後出し、良く言えばブラッシュアップして出してきます。
コンビニコーヒーやポイント事業など、セブンは後発です。
しかしながら、規模の大きい展開やキャンペーンを伴って始めてきますよね。
お試し引換券はローソンで始まりましたが、その後サークルKサンクスでも始まり、そして2021年6月からはファミリーマートでも始まりました。
そろそろセブンイレブンでも始まってもおかしくありません。
・どういう発券の仕組みになる?
店頭情報端末のないセブンイレブンでは、セブンイレブンアプリを使ったサービス展開になると予想されます。
マルチコピー機でもできそうですが、大混雑してしまいそうです。
またA4の紙に印字することも考えると、効率的とは言えません。
ファミリーマートのお試しクーポンがファミペイアプリでできるようになったことを考えると、同じような仕組みにしてくる可能性が高いと思われます。
実際既に、セブンイレブンアプリでは、無料クーポンの配布や値引きクーポンの配布は行われています。
・どのポイントを使う?
セブンイレブンでは、他社のポイントカードは使えません。
使えるのは「nanacoポイント」だけです。
ポンタポイントやdポイント、Tポイントなどは使えないのですね。
支払い方法として、PayPayや楽天ペイ、d払いなどを使うことはできますが、「レジでポイントカードを出してポイントを貯める」というのはnanacoカードしかできません。
セブンイレブンはこれまで、nanacoを通して経済圏を作ろうとしてきました。
nanacoは、セブンイレブンやイトーヨーカドーなどのセブン系列店でしか使えません。
これは利用者の囲い込みをするだけでなく、自社内で商圏を作ることで、お金の価値を高める効果があります。
会社として、お試し引換券事業をうまく回すのであれば、nanacoポイントを主軸にしたいと思っているはずです。
nanacoポイントは、実質1ポイント1円でnanaco残高に移行するだけのものですから、nanacoポイントでの交換だけでなく、nanaco残高での交換も可能になるかもしれませんね。
■ ポンタポイントを貯めるには?
ポンタポイントをたくさん貯めるには「リクルートカード」がオススメです。
リクルートカードは1.2%のポイントが付与されるカードで、
最も多くポンタポイントが貯まります。
無料で作ることができますよ。